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最近の新車で標準装備されている率は0%となっていますが、昔はカセットテープデッキと言うモノが普通に装備されていました。現在のCD等の古い版と考えてもらえば解りやすいと思いますが、CDを車で聞くのと同じようにカセットテープを車で聞くための、カセットテープデッキと言う再生用の装備があったのです。私も子供の頃に使っていましたが、現在のCDやデータ化された音楽とは比べモノにならない程音質や使い勝手は悪いのですが、この懐かしいカセットデッキが最近では需要が増えているみたいです。主に需要が増えているのは高齢者層みたいですが、車内でのカラオケの練習や作業帰りの軽トラックの中等でカセットを聞きたいと言う要望があるとの事。そのため2016年にはビートソニック社から、最新のUSBやSDカードにも対応しつつ、カセットテープも聞けると言う「HCT3」と言うカセットデッキが新しくリリースされたくらいです。ちなみに車で最後までカセットテープデッキを装備していたのは、アメリカで販売されていたレクサス・SC430だそうです。SC430は2010年まではカセットデッキを選択する事が出来たそうで、2011年からは全米でオプションでもカセットデッキを選べる車は無くなったとの事でした。カセットテープを使うのは高齢の方が多いとの事だったので、レクサスのようにユーザー層の年齢が高いメーカーとしてはカセットデッキはそれなりに装備し続ける必要があったのかもしれません。レクサスはユーザーへのおもてなしと丁寧さが車の魅力に含まれているメーカーですので、普通のメーカーがとっくに廃止した装備でも顧客へのおもてなしとしてラインアップし続けたと考えるとちょっと納得が行きます。最近は車も装備も昔のモノが好まれる傾向にありますが、人気があっても実際に購入するのは少数なのだと思います。カセットテープもそうですが、「CDの操作や仕組みが解らない。」等と言うご高齢者や骨董品マニア等の方以外であれば、間違いなくCDの方が「快適に音楽を聴く。」と言う点では上です。車も同じように「A地点からB地点まで快適に移動する。」と言う点であれば古い車は新しい車に絶対に敵いません。それが解っていても古い方に魅かれると言う方は間違いなく少数なので、この少数相手に商売でやろうとしても採算が合わない場合が多く、今回のHCT3のように数年で生産が終わってしまうのだと思います。ある意味当店はこの「少数」のマニアな方専用のお店ですので、当然採算だとかは合わせにく事が多いのです。それでも続けているのはやはり上記でご紹介したレクサスのように、「僅かな人数しかいなくても、求める方がいる限りは古い魅力のある車を残し続けたい。」と言う気持ちが強いからです。もちろん当店のような規模の小さい店をレクサスのような超巨大企業と比べるなんておこがましい話ですし、SC430が私の予想通りの理由でカセットデッキを残したのかは不明ですが、基本的な拘りと志は同じだと思います。今後も古い時代の車はどんどん無くなって行くか、生き残るためには昔の造りを捨てて生き残るかを選ばざるを得ない状況も来ると思いますが、当店は最後まで頑張りたいと思います。
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