
今月中に正式発表がされるとウワサされている新型のダイハツ・コペンですが、発表まで秒読み状態なのでたくさんのお問い合わせを頂きます。軽自動車と言う厳しい規格の中で、旧型に比べてどのように進化したのか?現状で出ている情報を元にどんな車かを見て行きましょう。まず、ダイハツから発表されたコンセプトは「誰が乗っても安全に楽しめ、新しい価値を提案出来る車。」との事。この「新しい価値を提案。」と言うのは「ドレスフォーメーション」と呼ばれる着脱構造の事と思われます。簡単に言うと外装を丸々交換出来るので、まったく別の車のように変化させられると言う事です。オリジナルのオールペイントや社外品の外装を取り付けるとなるとかなりの手間と費用がかかります。外装の値段にもよりますが、純正の状態で手軽に外装を変えられると言うのは確かに新しい試みです。昔のマツダ・AZ-1が同じようなシステムを採用していましたが、あちらは新型コペンのように最初から外装の着せ替えを想定していなかったので別モノと考えてよさそうです。そしてこの着脱構造を支えるボディですが、剛性が大幅にアップしております。外装が外せると言う事は、外板にまったく頼らずにボディ剛性を確保しなければならないと言う事です。そのために新骨格構造の「Dフレーム」を採用。これはフロント、サイド、リア、フロアのボディ全体を一体化させた構造で、初代コペンに比べ上下の曲げ剛性で3倍、ねじり剛性で1.5倍と言う高剛性を実現したそうです。これだけのボディ剛性を確保しながら車重は20kg増しで抑えられたようです。ちなみに新型コペンの車重は850kg(MT車)だそうですが、これだけ頑丈なボディで電動ハードトップを装備していると考えると驚異的な数字です。確かに車重だけを見れば増加したように見えますが、実際に乗った方々の評価を聞くと走行性能は大幅にアップしているようです。当店でも旧型コペンをチューニングした事はありますが、どうしてもネックになるのがボディ剛性でした。しかし、新型は乗った瞬間に解るくらいに剛性が上がっているようです。これだけやってお値段は税込み200万円以下との事ですのでかなり魅力的なのではないでしょうか?ちなみに対抗馬のホンダ・ビートはまだしばらく時間がかかりそうです。もしこの2台で悩んでいる方がいたらしばらく待ってみる事をオススメします。なぜならコペンは相当な人気が予想されるので納車までそれなりの時間がかかる事が予想されます。「コペンを購入したけれども納車寸前にビートが発表され、内容を見たらビートの方が欲しくなった!」とならないように注意した方が良いと思います。「昔からコペンファンで、新型のデザインも最高!」と感じる方は急いでダイハツディーラーへ!
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