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スライドドアと言ったら、ミニバン等に搭載されている事が非常に多いです。スライドドアは通常のドアに比べて開口部が大きくて乗り降りがしやすく、ボディと並行に開くのでスペースの狭い場所でも開閉が出来ると言う利点があります。現代では「スライドドアの車の方が普通のドアよりも多いんじゃないの?」と思うくらいに普及していますが、確かに家族で使うのであれば、狭い駐車場で隣の車を気にせず開け閉め出来るのは、子供や高齢者のいる家族には安心かもしれません。そんなスライドドアですが、実は日本車初のスライドドアは「何でこの車に採用した!?」と思う車に採用されていたのです。知らない方も多いかもしれませんが、日本車初のスライドドア搭載車はスズキ・アルトスライドスリムです。上記画像がそうなのですが、これは別に改造車でも何でもありません。スズキが1988年に発売した、完全なノーマル車です。ちなみにこの車はスライドドアだけではなく、回転式ドライバーズシートを言う新機能も備えていました。この2つの装備は「新しい女性ユーザーをターゲットにした。」との事らしいのですが、現存する車の数を見ると売れ行きは好ましくなかったと想像出来ます。
こちらがドアを開けて、ドライバーズシートを回転させた状態です。個人的には女性向けと言うよりも福祉車両向けな気がします。ちなみにアルトスライドスリムは、現存する固体はごく僅かなために中古車市場には、ほとんど出て来ません。マニアな方がスズキ・アルトワークスのエンジンに載せ替えたりした個体等を、たまに見かけますがとんでもない金額になっています。レストアベースの固体ですら100万円を超えるので、もし欲しい方はかなりの覚悟と予算を準備する必要があると思います。しかし、この車は現代だったらそれなりにヒットしそうな気がします。「車高が低くて運動性能が高く、スライドドアで後部座席の乗り降りにも便利!」となったら、車好きなお父さんが注目するのではないでしょうか?個人的には、時代を先取りし過ぎたがゆえに残念な結果になってしまった1台だと思います。
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