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先日、全国軽自動車協会連合から2014年7月の軽自動車新車販売速報が発表されました。気になる順位は以下のようになりました。
1位:ダイハツ・タント17044台
2位:日産・デイズ14832台
3位:ホンダ・N-BOX14633台
4位:スズキ・ハスラー14006台
5位:ホンダ・N-WGN11246台
トップ3は大体予想通りですが、意外な事にハスラーが4位に来ました。正直な話、ハスラーはそこまで使い勝手は良くありません。そこまで室内空間が広いと言うワケでもありませんし、スズキ・ワゴンRに代表されるトールワゴンと呼ばれる車種に比べれば色々マイナスは多いと思います。しかし、そのハスラーがなぜワゴンRやN-WGNより売れたのか?個人的な勝手な予想ですが、最近は本当に好きなモノを買う方が増えて来ているのではないでしょうか?ハスラーの魅力はやはり独特なデザインと、軽自動車最強クラスと言われたスズキ・ジムニーの開発部隊が開発したオフロード性能だと思います。「ジムニー程のオフロード性能はいらないけれども、5ドアのSUVが欲しい!」と言う方は結構多かったのではないでしょうか?今までは「何となく売れているからワゴンR。」や「友達が良いって言うからN-BOX。」等とあまり自身の好みではない買い方をしていた方が多かったですが、最近は車種を指名して来店される方が増えて来たように思えます。これを証明してくれるもう1台の車種が15位にランクインしています。ご存知、ダイハツ・コペンです。2シーターの電動ハードトップオープンと言う、使い勝手をまったく無視した完全な趣味用のモデルですが、2014年6月が1067台、2014年7月が1327台と素晴らしい販売台数を記録しています。これはやはり「欲しいモノを買いたい!」と言う気持ちを持った方が増えて来た証拠ではないでしょうか?昔から思っていたのですが、家族や仕事の事情があったとしても、許される範囲内で本当に好きなモノを買う方が愛着も湧きますし、永く使えるケースが多いです。確かにご家族を説得するために一緒に実車を見に連れて行ったりと手間はかかるかもしれませんが、せっかく高い金額を出すのですからちょっとでも自分の満足度が高い車を選んだ方が良いと思います。市場がこのような動きになればメーカーももっと趣味性の高い車を造ってくれる可能性は非常に高いと思います。2015年に販売予定と言われているホンダ・ビートの登場でさらにスポーツモデルが加速されると楽しそうです!
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販売時から非常に好調なホンダ・N-ONEですが、そろそろ手頃な価格の中古車が出来てきているので検討されている方も多いようです。ホンダ、初の軽自動車であるN360のレトロな雰囲気を取り入れつつ、現代風にアレンジしたマスクからスポーティでありながら使い勝手が良いと言う事で世代、性別問わず人気のようです。しかし、現在はMT設定が無いので「MTで乗りたい!」と言う方には向かない車種となってしまっています。そこで「N-ONEみたいな感じでスポーティなMT設定のある車種は何?」と聞かれますが、これは残念な事に現行車ではほとんどありません。MT設定自体は各社、営業用のバンタイプや軽トラックには設定されていますが、普通の一般車向けのグレードにはほとんど設定がありません。しかし、新車と言う条件を外すと実は数車種だけ該当車があるのです。今回は3車ご紹介しますが、こちらの3車はスポーティどころか、一歩間違えるとレースカーみたいな車種ですので「ちょっとスポーティな軽自動車。」と言う感じではありません。「N-ONEみたいなハッチバックでMT設定のあるスポーツカー。」と言う車種をご希望の方だけご検討下さい。
1台目はスバル・ヴィヴィオRX-Rです。この車は色々な意味で伝説の車です。何しろ過去にも先にも無い、軽自動車でWRC優勝(A-5クラス)と言うとんでもない車です。660ccと言う小さい排気量でありながら、一時はトヨタ・セリカを上回る順位だったり、自動車雑誌のテストでは182km/hと言う軽自動車どころか、当時の普通車でも限られるような最高速度を記録したり、数々の伝説を残しています。今でもそうですが、昔から軽自動車に搭載されるエンジンは3気筒が主流でした。しかし、スバルは高回転の滑らかさ等に拘り4気筒エンジンを搭載していました。RX-Rは直列4気筒DOHCエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、低回転からでも凄まじい加速を見せてくれます。RX-Rのスーパーチャージャーは作動音が結構大きく、当時のCMでもジェット機の用なサウンドが流れていました。私も「さすがにあの音はCM用に音だけ大きくしてるんだろう。」と思っていたのですが、実車に乗ったらまったく同じ音がして感動したのを覚えています。車好きならかなり魅かれる独特なサウンドです。RX-RはRX-RS1とRX-Rスペシャルと言う2種類の記念モデルとRX-RAと言うモータースポーツ用のベースグレードもあります。RX-RAはエアコン、パワーウインドウ、電動ミラー等が省かれ、専用のエンジンコントロールユニット、1~4速のギア比がクロスした専用ミッション、コイルスプリングのバネレートやショックアブソーバの減衰力等が専用に設定された強化サスペンションとリアに機械式LSDが装備されています。車重もRX-Rよりも20kg軽量化され、まさにレース用のマシンでした。
2台目はスズキ・アルトワークスです。ヴィヴィオRX-Rのライバルとして良く名前が出て来る1台です。ライバルに相応しい性能でRX-Rにまったく劣らない素晴らしい性能を誇ります。ちなみに軽自動車の最大馬力64psの規制の原因は2代目アルトワークス(CL11)だと言われています。国が規制をかけるそのくらいにアルトワークスはパワフルで高性能だったのです。また、当時としては珍しい、内装にピンクを多様したりエアロパーツが標準装備だったりと純正で掟破りな装備が満載だったのです。3代目になるとこちらもラリーで大活躍します。アルトワークスは全日本ラリー選手権Aクラスと全日本ダートトライアル選手権A1クラスで2年連続チャンピオンマシンとなっています。最終型である4代目は軽自動車の規格改正が行われた1998年に登場しました。規格改正によって軽自動車の最大ボディサイズが大きくなったので1番大きいアルトワークスです。この規格改正により、軽自動車のスポーツモデルはアルトワークス以外はすべて姿を消します。唯一残った使命感からなのか、エンジンに可変バルブ機構を、制御システムにドライブ・バイ・ワイヤと言う超高度なシステムを採用し、軽自動車としては究極とも言える高性能化を実現しました。ちなみにドライブ・バイ・ワイヤとは従来の機械式制御に置き換わり、機械と電気を融合させ、スロットルの開度を物理的なケーブルではなく、電線内(電線=ワイヤ)を通る電気信号で制御するシステムのことです。元は航空機の操舵システムであるフライ・バイ・ワイヤの転用です。軽自動車とは思えない高性能車だったのですが、時代には勝てずこの代でアルトワークスは消滅します。アルトワークスはワークスRと言うこれまたレース専用グレードもありました。専用クロスミッションに専用タービン、通常よりコアの多いインタークーラーに大径ラジエターファン、鍛造ピストンにハイカムとやはり専用装備だらけです。このマシンがチャンピオンマシンになった原型です。
3台目はダイハツ・ミラTR-XXです。TR-XXは上記2台と比べると若干知名度は低いです。しかし、実は1番最初にデビューしたのはTR-XXなのです。TR-XXが1985年、アルトワークスが1987年、ヴィヴィオRX-Rが1992年に発売されています。ある意味「スポーツ軽自動車の先駆け。」と言っても良いモデルで、こちらも純正でエアロパーツが標準装備されたり、ターボが油冷式から水冷式に変更されたりとどんどん進化して行きます。ちょっと面白いのが、スポーツモデルでありながら1988年に発売されたTR-XXムーンルーフリミテッドでしょうか?TR-XXをベースにパワーウインドウやサンルーフを装備した豪華モデルです。スポーツモデルでサンルーフと言うのは当時ではかなり異色だったと思われます。1990年になるとフルモデルチェンジされた2代目は1991年に「TR-XX・アヴァンツァート」と名前を変更します。名前を改名した1991年にTR-XXは当時無敵を誇っていたアルトワークスの牙城を崩すために全日本ラリーに投入されます。投入された1991年は2~4位に留まりましたが、翌年1992年、見事にAクラスのチャンピオンマシンになります。しかし、これがアルトワークスに火を付けてしまったのか、ワークスRが開発されるキッカケになったのです。1994年になると最終型の3代目にモデルチェンジします。このモデルチェンジでエンジンが直列4気筒エンジンになり、性能が格段に上がったため現在でもとんでもない人気を誇ります。当然ですが、TR-XXにもミラX4RとTR-XXアヴァンツァートX4、TR-XXアヴァンツァートX2と言うレース専用グレードがありました。ミラX4Rは鍛造クランクシャフトおよびフライホイール、専用プログラムのコンピューターを採用。このマシンがアルトワークスからチャンピオンを奪ったマシンのベース車です。TR-XXアヴァンツァートX4はアルミ製鍛造ピストン、燃料ポンプの流量アップ、高熱価スパークプラグにタービンの高回転対応インペラを採用した4WD。TR-XXアヴァンツァートX2は2WD(FF)でした。ちなみに3車共クロスミッションにLSDを装備していました。
こうして見ると、この時代はどのメーカーもモータースポーツが大好きだったのだと思います。今考えればどの車種も軽自動車とは思えないようなスペックに拘りの装備が満載です。ちなみに3車種共、現在から考えるととんでもなく軽量です。1990年以前のモデルで600kg前後、1990~1998年のモデルでも700kg、1998年以降の現行モデル(アルトワークスのみ。)でも720kgと、900kgと超える車種だらけの現在と比べると180~300kg近く軽量です。エンジンの最大は64psと変わらないのに車重だけ増えれば運動性能は落ちます。この3車種が今でも異常な高値で取引きされる理由はここにあるのです。ちなみに3車種共、ショートサーキットやタイトなワインディングでは、最新式の軽自動車どころか2000ccクラスまでのスポーツ車並の速さを見せてくれます。また、当時の販売台数は結構多かったので探すのはそれ程苦労しませんが、程度の良い個体となるととんでもなく難しくなります。「レストアしてでも乗りたい!」と言うくらいの気持ちとそれなりの予算を必要とする車です。また、各車派生モデルは相当数が少ないので探すのはかなり難しいです。もちろん当店でもお探しする事は可能ですが、古い車ですので「いつ、どこが壊れるか解らない。」と言う覚悟と予算がそれなりに必要な車種ですので、それをご理解の上ご相談下さい。もちろん税金等の維持費は普通の軽自動車と一緒です。個人的にはそれなりの予算を払い、覚悟をしてでも乗る価値は充分過ぎるくらいにあると思います!
日本では浸透していないジャンルの1つに「ピックアップ」があります。ピックアップとは早い話がトラックです。厳密に言うとピックアップとはキャビンと荷台が一体になっているトラックで、キャビンと荷台が別々に造られているモノはボンネットと呼ばれます。仕事の時は荷物を、プライベートではサーフボードやバイクを積めるピックアップはアメリカ等では世代を問わず大人気で、プライベートでも使うのであまりにトラックのままなのはちょっと悲しいと言うワケなのかは知りませんが、海外のピックアップは非常にスタイリッシュなモデルも多いです。そして、1980年代のアメリカ文化が大流行していた日本で、ピックアップに目を付けたメーカーがありました。そのメーカーとは「変態のためのメーカー。」と嬉しくない呼ばれ方をするスズキです。「安くて若者が大好きなアメリカ文化満載の車造れば売れるのでは!?」と思ったのか「安い軽自動車でピックアップを!」と言う事で造られたのがスズキ・マイティボーイだったのです。
ご覧のように後ろがトラックのように荷台になっています。しかし、荷台のサイズは660mmと積むモノがかなり限定されるサイズだったので、バイクを積むどころの騒ぎではありませんでした。しかし、荷台は狭いクセにシートの後ろには結構余裕があり、横になればもう1人くらい乗れそうなスペースがあると言う意味不明な造りをしています。あくまで「スタイリッシュなピックアップ。」と言うコンセプトだったので荷台の積載量等はほぼ無視されたのでしょうか?「2人しか乗れないのに荷台も狭い。」と言うネガティブな要素全開だったので全然売れませんでした。しかし、ここからがスズキの本領発揮です。亡くなってから評価される画家の如く、販売終了してからコアなファンに大人気になります。現在もきちんとレストアされている固体だと、新車の軽自動車が買えるような値段になっています。
個人的に思うに、やはりピックアップは日本の文化にそこまで馴染まないのではないでしょうか?上記写真はシボレー・エルカミーノと言う車ですが、広大なアメリカで農業や林業関係の仕事をされている方が乗っているイメージがあります。日本では農業と言えば軽トラックですし、仕事用となればトヨタ・ハイエース等のワンボックスやライトバンの選択肢しかありません。「プライベートにも使いたいからカッコイイピックアップが欲しい!」なんて言う考え自体を持つ人が少ないのかもしれません。ちなみにエルカミーノは日本でもとても人気があります。荷台にサーフボード等と積んで海に来ているキレイなエルカミーノを見ると、見ているだけで楽しくなって来ます。しかし、エルカミーノは基本的にMT設定が無いので私のようなMT好きだと困ります。そこで「MT設定のあるピックアップが欲しい!」と言う方のために少数ですが輸入されているあるメーカーがあります。
それは「ホールデン」と言うメーカーです。オーストラリアで唯一の自動車メーカーで、オーストラリア内のシェア率は20%で国内2位(1位はもちろんトヨタ。)と言う人気を誇るGM系のメーカーです。ちなみにシェア率1位はトヨタですが、販売台数1位の車はホールデン・コモドアとの事。オセアニアや中東地域への輸出も盛んで、フォードやトヨタを相手にする上で、GM内でもかなり重要な戦力となっているそうです。ちなみにトップグレードのホールデン・マルーR8と言うグレードは6200ccのV型8気筒エンジンから最大馬力430ps/6000rpm、最大トルク56kgm/4600rpmと言うスーパーカーレベルのパワーを持っています。そしてMTとAT両方選べると言う私のようなMT好きにはたまらない車です。この性能でピックアップとなると他に該当する車がありません。しかも日本だと1ナンバー登録になるので維持費は軽自動車レベルになります。もちろんタイヤやガソリン代、修理等の維持費は軽自動車同等とは行きませんが、税金だけでも安くなるのは嬉しいです。「プライベートはバイクやサーフボード等を積みたいけど、積んでない時はスポーティに走りたい。」と言う方はぜひ1度検討してみてはいかがでしょう?
最近新型のダイハツ・コペンを見る機会が増えて来ました。飛躍的に上がったボディ剛性や旧型には無い質感のおかげでかなり人気があるらしく、ディーラーでも試乗車を用意しているところが多いので気になる方は行ってみてはいかがでしょう?そして最近増えつつあるのが「今後、旧型コペンの相場はどうなるのか?」と言うお問い合わせです。「新型は良いんだけど旧型のフロントと変わったので旧型が安くなるなら旧型が良い。」と考えている方が多いようです。まだ新型が出たばかりなので何とも言えませんが個人的には「1年は様子見たらどうでしょう?」と言う感じです。なぜなら今のコペンは新しい客層用で、旧型の客層用の丸目のコペンが来年発売予定だからです。もちろん新型コペンは「ドレスフォーメーション」と呼ばれるボディを着せ替え出来るシステムを採用していますので、今買ったコペン(Xモデルを除く。)でも丸目にする事は出来ます。しかもこの丸目が出る時期はライバルのホンダ・S660の販売予定時期と重なりますので、旧型コペンの動きは今よりも良くなる事が予想されます。また、あくまで私の個人的予想ですがXモデル用のボディも新しく出る可能性もあると思います。今はスズキ・ハスラーのようなクロスカントリー風の車種も人気があるのでXモデルはそちらに振ったキャラクター設定で来る可能性も充分あります。ポジション的にはレンジローバー・イヴォークのような「クーペなんだけどSUV。」と言う感じでしょうか?今、旧型を買ってもそこまでのお得感はありませんので1年我慢して旧型コペン、新型コペン、S660と比べて考える方が納得の車選びが出来ると思います!
最近の方は知らないかもしれませんが、軽自動車にもウォークスルーバンと呼ばれるタイプのモデルはあります。1990年前後でほぼ消滅してしまったので今は存在が薄いですが、ダイハツ・ミラやスズキ・アルトをベースにしたモデルが多数ありました。好きな人にはたまらないモデルなのでワンオフでミニ・クーパーのフロントを移植したカスタムモデルまでありました。「その前にウォークスルーバンって何だ?」と言う方のために軽くご説明しましょう。ウォークスルーバンとは読んでそのまま「車を降りる事なく車内を歩いて移動出来るバン。」と言う意味です。別にバンに限りませんが、造られた理由が、郵政や宅配業務関係の業者が乗降と仕分けと言う一連の作業の効率化したいと言う理由なので、やはりベースになるのはバンが多いのです。実は普段気が付かないだけで、みなさんウォークスルーバンはたくさん見ているハズです。
代表的なのはクロネコヤマトでおなじみのヤマト運輸さん。上記写真のバンは誰でも1度は見た事があると思います。ヤマト運輸の方が車内を歩いて荷物持って横のドアから降りて来るところを見た事はないでしょうか?これがウォークスルー出来ない普通のバンだと1度車から降りて荷室を開け、荷物を出すと言う作業になります。雨の日等の天気の悪い日には車内移動だけで済むウォークスルーバンのありがたみが実感出来そうですね!今では軽自動車のウォークスルーバンは生産されていませんが、以前にモーターショーでダイハツ・FFCと言うウォークスルーバンを展示していましたし、今後ももしかしたら復活するのかもしれません。「スズキ・エブリイやダイハツ・アクティみたいな普通のフォルムじゃなくて個性的で荷物の積める軽自動車が欲しい!」と言う方はぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか?
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